今日はゴゴイチからとある方の講演を聴いていました。
会社の近くの大きなホールに社員を集めて。
グループ各社を入れればそれなりの数の社員数のある企業なので、
結構大きな部屋じゃないと出来ないのです。

講演したのはとある著名ジャーナリスト。

「決算に関係の無い部署で、仕事のやりくりつけられる」
「(著名ジャーナリストなので)名前知ってる人だから聴きに行ってみよう」

 
そんな動機で聴きに行ってみました。
まず楽しみだったのが
「テレビではこの人を見たことがあるけど、実物はどのような喋り方をするのか?」
だったのですが、
「人を引き込むような、抑揚のある喋り方」をされる方でした。
これに関してはテレビで観ている時も同様の印象でしたし、
実際に喋っている姿を見ている時の迫力は凄かった!
それと共に「声量」も強烈でした。
流石に大学教授も勤めている方ですし、
テレビで某有名司会者を向こうに回して言いたい放題言っている方なので(笑)
テンポといい、言っている話の内容といい
「聞いていて心地よい」テンポでしたし、
「オレもこういうテンポ、話の展開でしゃべれるようになりたい!」
そう思えるような「喋り方」でした。

ああいうのも「慣れ」なんだろうねぇ。

☆☆☆

話している内容に関してですが。
「テーマ」に関してはココでは記載いたしません。
ただ、内容に関しては
「戦後から現代にかけての庶民生活の変化」と「企業の歴史」でした。

印象深かったのが
「現在“先進的”と呼ばれている企業は90年のバブル崩壊直後に
“今までとは状況が違う!”という事実に気がついてすぐに
方向転換をし、人材や資金を投入した企業」
で、
業界としては情報通信産業のことを指し示していました。
「つづいて“第二集団”な企業は安全、介護などを手がける企業」
そして「最も遅れている企業が流通、サービス関連で、御社もこの部類に入る」というもの。

バッサリと切り刻まれてしまいましたが(笑)
確かに弊社は「世間の時代の流れの最後部を行っている」のは事実。
業界的にも「スピード感」よりも「安定感」を求められる業界だから、
致し方ない面もあるけれど、やっぱり「最後部」です。
そんな中、講演された方はこんな事を言っておられました。
「遅れている業界だから逆に何かやればあっという間にトップになれる」
確かにごもっともなんですよ。
「誰もやってないからやった瞬間トップ」なんですよね。
ま、弊社はそこで「先進的に動く企業ではない」んですけどね(笑)

☆☆☆

講演してくださった方は、
ご自身でかなりの情報を仕入れ、勉強され、
そして何よりも「自分の“足”を使って情報を収集されている」という印象を受けました。
とにかく「話の内容が具体的かつ身近なもの」なのです。
さすがに1945年生まれというコトで「戦後史の生き字引」ですから、
「三種の神器」や「3C」の世代をリアルに生き抜いて。
時代背景を鑑みつつ物資が揃った時代を1980年代半ばと定義。
言い方を変えれば「昭和時代には一般的過程にはほぼ生活必需品がいきわたった」
そのように定義されていました。

「ほぼ物資が揃ったからこそバブルが崩壊した後消費活動が低迷した」
「昭和の自体になかったパソコンと携帯電話は飛ぶように売れた」
この事実を鑑みて
「顧客が何を求めているのか?自分の日頃の生活を鑑みて、
それを常に睨みつつ事業を進める」

これが大切な事だ。

そのような事を言いつつ2時間の講演を締めくくられていました。
昼下がりの眠くなる時間でしたが、
時間を忘れて講演に聞きほれてしまいました。
本来、オレもビジネスマンの端くれとして、
そのくらいのレベルになれるようなプレゼンテーションをしないといけないし、
「簡潔明瞭かつ正確」な喋りが出来ないといけないんだよな。
このようなことを話の内容に加え、感じさせられた講演会でした。

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