駒大苫小牧−広陵@甲子園球場・43試合目
       123456789 計 H
広陵     000011003 5 11
駒大苫小牧020010001 4 9
 
 

「今日はこの試合を観戦する為にここに来た!」

そういっても過言ではない、
1回戦でぶち当たってしまうにはあまりにもったいないカード。
「伝統」の広陵と「昨年夏準優勝」駒大苫小牧の試合。
個人的には駒大苫小牧のオリジナリティあふれたあの応援が大好きで。
(特にチャンステーマが大好きです!)
駒大苫小牧の試合を観戦するのは2005年夏のvs京都外大西(決勝戦)
2006年のvs智辯和歌山(準決勝)、vs早稲田実業(決勝・2試合)
以来なので通算5試合目。
今世紀になった当初は「北海道の弱小校」に過ぎなかったのに、
田中将大を擁して3年連続の決勝進出を果たした結果、
すっかり「甲子園の常連」としての地位を築き「王者」として広陵を迎え撃つ、
そんな雰囲気が球場を支配していました。
少なくとも球場の雰囲気は「駒大苫小牧は“王者”」という感じ。
1年ぶりに見た「駒澤」の胸の文字を見たとき、
「ああ、今年も来たんだな甲子園球場」と実感してしまいました。

ファンの人数ですが、地域的に広陵が甲子園球場から近いということもあってか?
広陵支持者の割合のほうが多かったです。
昔は南北海道代表というだけで応援してもらえていたのに、
今ではすっかり「敵」ですから、立場も変わったものです。

☆☆☆

そんな試合ですが、いいカードの割に地元が絡んでいないせいもあってか、
観客動員的にはイマイチ伸びず。
てっきり「満員札止め」行くんじゃないかと踏んでいたのですが、
予想はすっかり外れてしまいました。

試合開始は17時20分(だったと記憶しています)。
1試合平均2時間15分くらいかかっていたので途中からナイターになることは確実。
実際午後6時丁度に照明が入り、それと同時に審判が4人から6人に増えました。
(ナイターになる時は線審が2人入る)

昨年3連覇を惜しくも逃してしまったものの
(いや〜あの時は本当に残念でした!早実恨んだもんなぁ…)
4年連続の決勝進出を目指す駒大苫小牧は2回裏、
四球で出た佐藤が送りバントなどで三塁に進む。
その後、幸坂のセンター前ヒットでホームに帰ってきて幸先よく1点先制。
さらに二盗を決めた幸坂が片山のセンター前ヒットでかえり、1点を加え2−0。

しかし5回表、広陵はセンター前ヒットで出た土生が相手エラーで三塁へ。
その後、有水のレフトへの犠牲フライが出て1点を返しました。
しかし直後の5回裏、駒大苫小牧はツーアウトランナーなしから3連打で1点を追加。
しかし6回表、広陵は右前安打で出塁した林が
櫟浦のセンター前ヒットでホームインし、1点を返しました。

3−2。
先発片山のリズムがあまりにも悪すぎてちょっとイライラしつつも、
広陵のまずい攻めと「駒大苫小牧」というネームバリューもあり
どうにかリードを守りながら迎えた9回表。
広陵最後の攻撃はツーアウト一、三塁から山下のレフト前ヒットで同点。
林の二塁内野安打(むしろこれが内野安打で収まったのが
「さすが駒大苫小牧」というような当たりでした)
で三塁走者・土生が飛び出し、駒大苫小牧捕手・幸坂が本当に痛恨の三塁悪送球!
その間に、ランナー2人がホームイン!
5−3、広陵が逆に2点勝ち越しました。

9回裏、駒大苫小牧はツーアウトランナーなしという、
「最早これまでか?」という状況からから幸坂が汚名挽回の二塁打で出塁。
その後キャッチャーパスボールで一挙に生還し、1点差に迫ったものの、
2アウトランナーなし1点差、あと1球では「時既に遅し」。

試合は5−4で広陵が逆転勝利。
駒大苫小牧の4年連続決勝進出の夢は潰え、
彼らの「あまりにも短い夏」が終わってしまったのでした。
できれば駒大苫小牧の試合はまだ観ていたかったので
(特に4番の佐藤クン)残念ですが仕方ありませんね…。

こうして午前9時45分から約10時間に渡る甲子園滞在が終わったのでした。
梅田到着後サウナにつかって汗を流した後、次へ向かいましたとさ☆

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