三浦 展 著 光文社 ¥819

この本も面白かったですよ〜。
上流だの下流だの言ってて。

そもそもオレのポジションって多分「中流」なんだよな。
自分ではそう思う。
人並みに仕事はしているし、特に生活にも困っていない。
買いたいものも買っているし、それなりに満たされている。
酒を飲みに行くお金も、スポーツを見に行くお金も、旅行に行くお金もある。
学歴だって人様に言える位のものは持っている。
自分が勤めている会社の名前を言えば、
日本人なら大体の人が知っているようなところに勤務している。
今の自分のステータスでいったら、
取り立てて良いとは思わないけれど、決して悪いってモノではないのが実感。

だって無いのはくらいだもん。
でもそんなに強く求めている訳じゃない。
よりもJR完全踏破のほうを求めてるし(笑)

色々書いてあったんだけどね。
結局言っている事は最近の「格差社会」と大差はなかったかな。
「親の意識レベルが子供に波及する」
「親の“階級”が子供にも影響する」
なので「上流家庭の子供は“上流”へ」「下流の子供は“下流”へ」
強制的に流れていってしまうような、
そのような環境が出来ている、そんなことを言っていました。

ただね。
ちょっと面白かったのが

コミュニケーション能力が階級に比例する

って事。

人とのコミュニケーションが取れる人間というのは
仕事もうまくいく→仕事における地位の向上が図りやすい
人間関係もうまく行く→恋愛もうまく行くケースが多い。
→自動的に「優秀な」人と出会うチャンスも広がるし、
それに伴って「上流」のほうへ属するチャンスも広がる。

これは面白かったし、
「なるほど〜」と感じさせられました。

例えば女子アナなんかそうだよね。
男性が求める「ある程度の知性、ルックス」の両方を満たし、
そして取材等で身につけたコミュニケーション能力を存分に発揮し、
高給取りのスポーツ選手なり仕事人を見つけて結婚して行く。
「見た目」という要素もあると思うけど、
「本人の能力」ってのもあるんだろうな、きっとね。

☆☆☆

逆に「コミュニケーション下手な人間は“下流”になりやすい」んだそうな。
これは上記で書いた理由と正反対の理由からですね。

好きな人が出来ても、他の人に掻っ攫われるとかさ。
好きな人が出来ても、自分からアタックできず、相手は振り向いてくれないとか。
そうやって「二極化」していくらしいですよ?

で、自分を鑑みると多分この点に関しては「下流」だね。
そんなにしゃべりも上手くないし、
気の利いた事や面白い事なんか言えないからね〜。
不思議とイジられるけど(笑)

だってさ女としゃべるのって難しいもん!
何話せばいいのか分からないしさ、頭使わなきゃいけないし。
はっきり言って「女口説くのって、企業から内定貰うよりも難しい」って思う。
そのくらい自分にとってってのは
それだけで高嶺の花なんですよ。
もう、ドキドキしちゃうもんね。
見た目どおりシャイなんですよ、ボクは!!

あはは〜。
ダメだこりゃ(笑)

コメント

結婚活動リクルー子
就職活動リクルー子
2006年11月21日0:43

>だってさ女としゃべるのって難しいもん!
ええええ!そんなの嘘だーっと思うんですどもー( ̄∇ ̄)♪
下流社会、捨ててしまったのでうろ覚えですが
器用に仕事をこなすが、仕事より趣味に重点を置いている層の話の時は
なんとなくLiveさんを頭に浮かべながら読んでました。

Live
Live
2006年11月21日0:51

著者は「器用に仕事をこなすが、仕事より趣味に重点を置いている層」を
「ロハス層」って定義してたけど、
実は著者の定義していたいくつかの「層」のなかで、
「ロハス層がオレに一番近いかな〜」って思う。
実際オレ、あまり出世欲は無いし、趣味は大切にしたいけど、
仕事がそれなりに忙しいからそんなに時間をつぎ込めず、
たまに専門学校に通ったりしてるしな…とか思うと、
「オレ、見事に当てはまってるんじゃん!?」とか思った(笑)

Live
Live
2006年11月22日1:45

そういえば。

>だってさ女としゃべるのって難しいもん!
ええええ!そんなの嘘だーっと思うんですどもー( ̄∇ ̄)♪

ってなんでウソって思うのさ!?
ボクは口下手ですよ♪

*杏*
2006年11月23日13:59

階級絡みで思い出したのですが
先日「ロウアーミドルの衝撃」という本を読みました。
なかなか面白かったですよ。おすすめです。

コミュニケーション取るのが苦手なあたし・・・
下流にならないように、気をつけなくちゃ、です。

Live
Live
2006年11月26日23:07

その本立ち読みした事があります。
なんか、その手の本が最近書店にはびこっているので、
かなり将来が不安になってきます。
ま、考えた所でどうにもならないような気もしないでもないのですが…。
ただ、どの本も書いてあることは結構似ているような気がします。

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