<高岡南高校>必修「地・歴」未履修 卒業できない? 富山
富山県立高岡南高校(篠田伸雅校長)で、
昨年度の2年生197人全員が、世界史、日本史、地理のうち
1科目しか授業を受けていなかったことが分かった。
学習指導要領では世界史が必修で、
さらに日本史と地理のどちらかを履修するよう定めている。
県教委によると、生徒の間で以前から大学入試に必要な科目だけを
集中的に勉強したいという声があり、
学校側が昨年度の運用で一つだけ選択させたという。
単位不足で全員が卒業できない事態となりかねず、
学校は卒業式までに必要な授業を行うという。

生徒は2科目分の教科書を買ったが、学校側は参考書として使用するように指導。
取得単位を記録する生徒指導要録には、
日本史や地理の授業で世界史的な要素に触れているなどとして、
必要分の単位を取得したように記載していた。

実際には、71人が日本史、32人が世界史、94人が地理だけを選択。
今後、50分授業を70回受ける必要があり、
7限授業や土、日、冬休み、1月の大学センター試験終了後に行う方向で検討。
生徒には、24日の学年集会で謝罪したという。

加藤敏久・県教委学校教育課長は記者会見で、
「学校として指導要領に反するという意識が薄かった。
入試を目前にした生徒たちに迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪。
今年度の2年生は教諭の中から疑問の声が上がり、
正規の授業を受けているという。【青山郁子】
(毎日新聞)


気持ちはすっご〜〜く分かる。
けど、ルールは守らないとね。
その前に「学習指導要領では世界史が必修で、
さらに日本史と地理のどちらかを履修するよう定めている

ってのもおかしな話で。
どう見ても日本史と世界史のポジションが逆だろ!」と思う。

ただ、この学習指導要領を見て
さっすが東京大学!!」と思ったオレ。
なぜかって東京大学の文系2次試験ってオレの時と変わっていなければ
日本史、世界史、地理のうち2科目を選択」なのです。
そして「後期試験、センター試験で政経必修」という現実が。
さすがですね〜。
やっぱり「日本の最高学府」は高校生に「社会」の勉強を一杯させてくれます。
そりゃ確かに「現役合格率約70%」だわ〜。
「勉強のセンスのあるヤツ」しか合格できませんわな。

事実超進学高は文系でも「数学?・C」やってるしね。
オレは「数学?・B」で終わりでしたが。
だって東京大学の文系数学は「数学?・B」で良かったんだもん!
(結局受験しませんでしたが:笑)

☆☆☆

んで「学歴と人間性って比例するな」と思うんですよ。
最近「格差社会」とか言われていますが、
この「格差社会」の「底辺」にいる人の大半が「低学歴」なはず。

実際に社会に出てみるとそりゃ高学歴のほうが都合は良いけれど、
かといって「日本で生活して行くに当たって
“低学歴が致命傷”になるとも思わない」というのが実感。
でも「人間としての面白さ」や
発言、意見のレベル」という視点で見れば
学歴と人間性って比例する」って思う。

最近のインターネット社会において、
様々な掲示板、ブログにて色々な意見を目にする機会があります。
その中である共通点がある、そう思うのです。
その共通点とは
学生、フリーター、ニートの意見は非現実的で、全て理想論に終始している
です。
これも「“日本の社会”をまだ見ていないから」だと思うのですが…。

大体「コイツホント理想論ばかり言いやがって!」って思った文章、
書いた人間のプロフィールをみると
「大学生」「フリーター」なんですよね…。
そういう点からも「社会に出て実際に仕事をしてみる」のは非常に大切。
そう痛感させられるのです。
もう「高校卒のフリーター」の書く文章なんか「目も当てられない」し、
「大学卒のフリーター」も非現実的な事ばかり書いているのですが、
まだ若干の教養があるため、最低限「読める」文章なのかな〜と。

でもね、そういう「考え方」に触れるにあたり
“格差社会”若年層に関しては自ずと出来上がった」と思うのです。
「“格差社会”で“底辺層”にいる人達は“自ら進んでその層に行った”」のが現実。

オレの周囲の「フリーター」と呼ばれる人って、
やっぱり話している内容もさることながら
「人間としてのマナー」もイマイチできていない人が多いような気がします。

「負けるべくして負けた」人たちが「若年層フリーター&低学歴」

それが「今の日本社会の現実」のような気がします。

だって「学歴社会」ってそれこそ100年前から存在していたんですよ。
ある意味今の日本社会は「平等な社会」なんです。
企業勤めする前にちゃんと勉強しておけばいい
ただそれだけなのデス。
そんな「単純明快な事実」が100年前から存在する、ただそれだけです。

☆☆☆

よく「勉強できても仕事はね…」なんて言う「低学歴」な方がいらっしゃいますが、
そもそも「就職するまでの我々の職業は何で、何を最も求められていたか?
で考えれば「勉強できても仕事はね…」がいかに「愚劣極まりない」発言なのか?
言うまでも無いと思います。

就職するまでの我々の職業は学生で、学生の本分は“勉強をすること”であり、
“勉強”という“仕事”すら出来ないくせにそんな“負け惜しみ”を言うな!


そういう話です。
大体そういう人たちを「学歴のみで」見てみると
「就職活動時における“被差別大学出身者”」ばかりなんですよ、ホント。
彼らの発言は「ただの負け犬の遠吠え」なだけで。
自分たちの「負け惜しみ」を意地でも正当化しようとしている、
そういう姿が垣間見えるので、
意地悪なオレはその「学歴コンプレックス」を思いっきりくすぐりたくなるんです(笑)

昔某大手予備校が
“学歴なんて関係ないぜ!”と東大行ってから言ってみたい
そんなコマーシャルをやっていたのですが、
これはけだし「名言」ですね。
いや〜、本当に「名言」です。

「まさにこのくらいやってから初めてそういうコトを言うべきだ」
そう思います。

☆☆☆

さて、話を一番最初に戻して。
彼らも「追い込み」の時期に
「受験とは不要な科目」を勉強しなければならないのですが、
皆「内職」しまくりなんだろうなぁ〜。
「だれも世界史の授業なんて聞きもしないんだろうなぁ〜」
そんな事を思う今日この頃です。

高岡南高校の生徒に幸あれ!!

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